| 
    
    
       
        
       
       | 
    
    
       
      『負けくらべ』(小学館刊) 
      
        
          
              
             | 
            初老の介護士・三谷孝は、対人関係能力、調整力、空間認識力、記憶力に極めて秀でており、誰もが匙を投げた認知症患者の心を次々と開いてきた。 
            ギフテッドであり、内閣情報調査室に協力する顔を持つ三谷に惹かれたのが、ハーバード大卒のIT起業家・大河内牟禮で、二人の交流が始まる。 
            大河内が経営するベンチャー企業は、牟禮の母・尾上鈴子がオーナーを務める東輝グループの傘下にある。 
            尾上一族との軛を断ち切り、グローバル企業を立ち上げたい牟禮の前に、莫大な富を持ち90歳をこえてなお采配をふるう鈴子が立ちはだかる。 
            牟禮をサポートする三谷も、金と欲に塗れた人間たちの抗争に巻き込まれてゆく。 
            それぞれの戦いの結末は!? 
            ギフテッドの介護士は、徹頭徹尾、人の心に寄り添える。 
             | 
           
          
             | 
             | 
           
        
       
       
      〈 編集者からのおすすめ情報 〉 
      伝説のハードボイルド作家86歳、19年ぶりの現代長編! 
       
      著/志水辰夫  
      定価2200円(税込)(2023年10月3日発売) 
       
       | 
    
    
       書評・インタビュー 
      ★読売新聞 11月12日(日曜)朝刊【本よみうり堂】「80代で描けた「老い」の姿」 
      ★週刊ポスト2023年10月27日・11月3日号 「だから死ぬまで書きます。しょうがないよ、もう(笑)」 
      ★今月のベスト・ブック 国内ミステリー『負けくらべ』香山二三郎[評](出典『小説推理』12月号) 
       
      書籍カバー帯コメントのご紹介 
       | 
    
    
      
      
        
          
              | 
            
      ――北方謙三氏 
      「さりげなさが、なぜこれほど心に食いこんでくるのだろう。人生の逆説が行間に浮かびあがり、私はその衝撃にしばしば足を停めた」 | 
           
          
            
      ――佐々木譲氏 
            「主人公はどこまでもごくつましく、声もひそかに生きる、われらが隣人である。その彼の『平凡さ』を特異な資質とみなす『時代』との摩擦、相剋が、この作品でもあらためて語られるのだ、とまでは明かしてしまってもいいだろうか。志水辰夫待望の新作、待った読者を裏切らない現代小説である」 | 
           
          
            
      ――夢枕獏氏 
      「作家には、円熟という果実を産み落とすことのできる豊穣な場所、境地が存在するのだということを、本書によって知ることができた。後からゆく同業者として、なんともありがたい本に出会えたことを、深く感謝したい」 | 
           
          
            
      ――今野敏氏 
      「長年にわたり書き続けなければ到達できない境地がある。健在? 円熟? 違う、これは進化だ。志水辰夫は今でも前進を続けている」 | 
           
          
            
      ――大沢在昌氏 
      「老いることの哀しみ、恐怖、そして救い。志水辰夫(シミタツ)シルバーハードボイルドを堪能した」 | 
           
          
            
      ――馳星周氏 
「シミタツ節健在なり! 志水辰夫の現代を舞台にした小説をもう一度読めるとは、これ以上の至福はない。舐めるように読んで堪能した」 | 
           
        
       
       | 
    
    
       
       | 
    
    
      
      
       
       | 
    
    
        | 
    
    
      
       
       
       | 
    
    
      | 
      
       | 
    
    
       | 
    
    
      
      
        
          
            蓬莱屋帳外控  
            つばくろ越え 
            新潮文庫 | 
            蓬莱屋帳外控 
            引かれ者でござい 
            新潮文庫 | 
            蓬莱屋帳外控 
            待ち伏せ街道 
            新潮文庫 | 
            夜去り川 
            文春文庫 
             | 
            青に候○ 
            (あをにさうらふ) 
            新潮文庫 | 
             
            みのたけの春 
            集英社文庫 | 
           
          
              | 
              | 
              | 
              | 
              | 
              | 
           
          
             | 
           
          
             
            ------------------------------------------------------ 
             
             | 
           
          
              | 
              | 
              | 
              | 
              | 
            集英社 
            創業90周年記念企画 
            『冒険の森へ 
            傑作小説大全』 
            16巻「過去の囁き」 
            志水辰夫 
            「行きずりの街」収録 | 
           
          
              | 
              | 
              | 
              | 
              | 
              | 
           
        
       
       | 
    
    
      | 
      
       | 
    
    
       | 
    
    
       
       | 
    
    
      当サイトで使用している文章等の無断転載及び配布は一切禁止しております。 
      リンクに関してはフリーですが、ご一報いただければ幸いです。 
      Copyright 2002.6 Shimizu Tatsuo   
      運営管理・制作代行 +向島班 | 
    
    
       |